本堂(七観世音菩薩)
ご本尊の聖観音を中央に七観世音菩薩が安置されております。毎日の朝晩のおつとめやご祈祷や先祖供養などが行われております。どなた様もご自由にお入りいただきお詣り下さい。
またこの本堂は各種美術工芸が施されており本堂そのものが美術品の文庫にようになっているのが特徴的です。
七観世音菩薩の四囲の絵は観世音の住むという補陀落迦山の風景で、絵は野生司香雪の作となっております。
また中央入口のガラス扉は小川潮人作で直径1.5mの大法輪、四隅に梵字が描かれております。四囲の窓は互井開一作で色彩豊かに山と川、人と獣という対比を描いたものとなっております。
このほか、天井画を彩る四季それぞれの代表的な花々は30人の画家によって描かれております。
どうぞごゆっくりご堪能くださいませ。
単層入り母屋造り、向拝付瓦葺き、昭和34年建立
写真:天井画
写真:七観世音菩薩
写真:大黒天