挨拶

埼玉の奥武蔵・名栗にあります「白雲山鳥居観音」は埼玉百選に選ばれた観光名所であり、広さが約30ヘクタール(東京ドーム6.5個分)ほどあり、その山内各所には開祖平沼彌太郎氏(雅号:平沼桐江)が30年以上もの長い歳月をかけて築かれた建造物が存在します。山頂の救世大観音をシンボルに、本堂・玉華門・仁王門・大鐘楼・平和観音のほか、玄奘三蔵塔は西遊記でお馴染みの「玄奘三蔵法師」の霊骨が祀られていることでも有名です。
またこの白雲山は、四季それぞれに花々が美しさを競うように咲きほこり、一年を通して花のついていない時季はほとんどありません。澄んだ空気を満喫しながらのハイキングは幅広い世代の方々に人気があり、紅葉の秋においては山全体に赤と橙の見事なグラデーションを織りなし、訪れる人々の心を魅了しています。
自然が生み出す癒しの力と観音様のお慈悲に包まれ、心の浄化を感じていただければ幸いです。どなた様もお気軽にご来参くださりますようお待ち申し上げております。
玄奘三蔵塔 秋
写真:玄奘三蔵塔
写真:つつじ